岩谷産業は10月8日、純水素型60ワット級燃料電池を搭載した電動アシスト自転車「水素自転車」を開発したと発表した。
リチウムイオンバッテリーの残量が少なくなると、自動的に水素カートリッジから燃料電池に水素を供給して発電を行い、バッテリーに充電する。岩谷産業によると、「バッテリーのみの走行と比較して、走行距離は1.5倍になる」という。
10月13日から水素カートリッジの専用充填設備のある関西国際空港水素ステーションを中心とするエリアで、空港内での移動などに利用しながら実証実験を進める。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
水素で走る究極のエコカー、ホンダ「FCXクラリティ」に乗ってみた(前編)
未来のエコカーとみられている、水素をエネルギーとして使う燃料電池車(FCV)。そのFCVの1つ、ホンダの「FCXクラリティ」に乗ってみると、優れた加速性能に驚いた。
三洋「eneloop bike」に実売10万円の折りたたみ型 高級スポーツタイプも
三洋の電動ハイブリッド自転車「eneloop bike」に、実売10万円の折りたたみ型と、63万円の高級スポーツタイプが加わる。- 次に欲しい自転車、電動自転車のニーズ高まる

