1000円で甘いモノ何軒食べ歩けるか?――池袋編:男子スイーツ部(4/4 ページ)
今回のレポートは、「1000円札1枚持って街を巡って、何が食べられるか」の池袋編をお送りします。コストパフォーマンスの高いお菓子に加え、うんちくも楽しめるレポートです。
植物園ブランドのお菓子とは?
「タカセ」の後は、そのまま駅構内に入りました。池袋では駅に隣接して西武、東武のデパートがありますが、その辺りでも何か買っておきたいなあと思ってひらめいたのが、東武百貨店地下1階に入っている「KEWフーズショップ」です。イギリスの世界遺産「英国王立キュー(KEW)植物園」と提携したオリジナルブランドで、売上金の一部は植物園の自然保護に使われる、ちょっとエコな感じのお店です。そんなお店で購入したのは看板商品のこちら。
バターではなくオリーブオイルを使用していますので、かなりさっぱりしています。隣にモンブランで有名な「アンジェリーナ」のショップもあり、そちらは見るからに濃厚な感じですので、お店ごとの対比も面白いです。
さて、残金もわずか。ちょうどよいものを探し、2月にオープンしたエチカ池袋をうろうろしてみました。先ほどさっぱり目のものを食べましたので、クリームっぽい濃厚なものが食べたいなあと思ってうろついていたところ、「ティオグラトン 熟」で金額的にもちょうどいいものを発見! 今回のシメとして購入しました。
ガーゼに包まれて小さめの容器に収まった、フロマージュ・ブランをベースにしたふわふわのお菓子で、要はクレメダンジュ、お店によってはアンジュなどと呼ばれているものです。クレメダンジュは、CREMET D' ANGE(天使のクリーム)ではなくて、CREMET D'ANJOU(アンジュ地方のクリーム)だったような気もするのですが、それはそれ。お菓子自体が天使のクリームっぽいのでよしとします。
ここまでの使用金額:956円
残り:44円
ここで残金が44円となりましたので、今回の池袋巡りは終了です。今回、回ったお店は6軒。シリーズ初回から、4回連続で6軒のお店を回っています。初回の中野で、「あれ、結構いけるのでは?」と思って以来、ずっと6軒回れているのに驚きです。ちなみに1000円以下で6軒回る場合、お菓子1つあたりの予算は平均166円。値段の割には、よいものを食べている気がします。
今回巡った池袋は、実はそれほど詳しくないのですが、意外にも安く、ボリュームもあり、コストパフォーマンスの高いお店が多いことにびっくりしました。また、「もう1回来てみたい」「うんちくが語れる」オリジナルのお店も多いので、食べ歩いているだけでも結構楽しめました。次回池袋に来たときは、値段にこだわらずにいろいろと回るぞー、と思いつつ、今回のレポートを終了いたします。ごちそうさまでした。
男子スイーツ部とは?
男子スイーツ部とは、その名の通り「甘い物が大好きな男性のための部活動」。「男だけどスイーツが大好きなんです」「男性向けスイーツの特集をやって」……スイーツを愛するそんな男子のアツい想いに応えるべく、小学館のトレンド情報雑誌『DIME』と一緒に、2009年1月に発足した@niftyスイーツ部の男性向け部活動企画です。
『DIME』誌面に掲載される企画記事のほかにも、男子スイーツ部員たちは日々、スイーツを追求中。誠 Styleでは、男子スイーツ部員によるたくさんのスイーツレポートの中から、ごく一部を厳選して掲載していきます。もっと読みたい! という方は、本家・男子スイーツ部をチェックしてみてください。
なお男子スイーツ部では、スイーツを愛する部員を随時募集中。下のバナーから応募できますので、甘いモノ好き男子はぜひご応募ください!
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
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