矢野経済研究所は2月4日、「全国パチンコ経営企業数及び店舗数に関する調査結果」を発表、2009年12月31日時点での全国のパチンコ店舗数は前年比2.7%減の1万2368店舗、ホール経営企業数は同1.7%減の4303社と減少傾向にあることが分かった。都道府県別に見ると、パチンコ店舗数が前年と同じか増加したのは5県(宮城県、秋田県、福岡県、長崎県、鹿児島県)のみで、それ以外の42都道府県では減少した。
遊技機の1店舗当たりの平均設置台数は前年比10.5台増の374.6台。矢野経済研究所では「店舗の大型化傾向および少台数店舗の減少などが挙げられる」と分析している。遊技機台数を詳しく見ると、平均パチンコ設置台数は同19.3台増の261.2台、平均パチスロ設置台数は同8.8台減の112.4台となった。
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