一人暮らしだと、大学生でも何かと高くつくもの。仕送りはどのくらいもらっているのだろうか。
共立メンテナンスの調査によると、東京都内の一人暮らしの大学生に1カ月の仕送り額を尋ねたところ、平均は7万9835円だった。仕送りをまったくもらっていない学生は21.0%で、もらっていない学生を除いた仕送り額の分布を見ると、「5万円〜7万5000円」が35.4%と最も多く、「10万円〜12万5000円」(21.9%)、「7万5000円〜10万円」(11.8%)、「2万5000円〜5万円」(10.1%)が続いた。
仕送り額について、「少ない」と思っている学生は12.7%で、残りの87.3%は「満足している」と回答。一方、アルバイトを含めた生活費は月平均11万3503円で、「この額では足りない」と思っている学生は36.7%いた。共立メンテナンスでは「学生は両親の収入を考え、仕送り額には感謝しているが、ホンネでは生活費が足りないと思っていると推測される」とコメントしている。
平均的な生活費の内訳を見ると、支出に占める比率が最も高いのは「家賃」で5万7109円(50.4%)だった。以下、「食費」(2万1845円、19.2%)、「遊興費」(1万1626円、10.2%)、「服飾費」(1万128円、8.9%)、「光熱費」(7229円、6.4%)が続いた。家賃相場の高い東京都に住んでいるとあって、家賃が生活費の半分以上を占めている。
インターネットによる調査で、対象は東京都内の一人暮らしの大学生男女300人(男性150人、女性150人)。調査期間は2月4日から6日。
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