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5W1Hに忠実な新聞よりも、グチャグチャな「圧縮新聞」の方が面白い理由ちきりん×phaの「そんじゃーダラダラと」(1)(4/4 ページ)

正体を明かさない謎の社会派ブロガー・ちきりんさんと、日本一のニートを目指しているphaさんの対談1回目。ちきりんさんは、phaさんが作った「圧縮新聞」の面白さを語ると同時に、権威ある文章がパターン化されていることを指摘した。

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ちきりん 最初に思いついたアイデアを練り直すっていうことですか?

pha 例えば「圧縮新聞」の仕組み自体はすぐにできるのですが、これだとそんなに面白くないから生成する文章の長さの設定を変えてみよう……といった感じですね。これはプログラミングのスキルとは関係なく文系的なセンスの話ですね。


phaさんが作った「訃報ドットコム」

ちきりん 実はものすごく落ち込んだとき、私は「『圧縮新聞』を読もう」と決めているんです。読めば必ず吹き出して笑えると思うし、気が晴れるだろうと思うから。例えばもし不治の病を宣告されれば、絶対にまずこれを読みます。(笑)。

pha 「面白い」と言ってもらったことは何回もありますが、ちきりんさんのように「不治の病を宣告されたら、読む」とまで言ってくれた方は初めてですね(笑)。ここまで言っていただけるのはとても光栄ですね。

 →第2回へ続く。

ちきりんさんのプロフィール

関西出身。バブル最盛期に金融機関で働く。その後、米国の大学院への留学を経て現在は外資系企業に勤務。崩壊前のソビエト連邦などを含め、これまでに約50カ国を旅している。2005年春から“おちゃらけ社会派”と称してブログを開始。

 →Chikirinの日記


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