自宅のテレビはまだアナログ……その理由は?
地上アナログ放送が2011年7月に終了するが、そのことを知っているという人はどのくらいいるのだろうか。まだ自宅のテレビが地デジ放送に対応していない人に聞いたところ、「知っている」と答えた人は9割を超えた。インテージ調べ。
地上アナログ放送が2011年7月に終了するが、そのことを知っているという人はどのくらいいるのだろうか。まだ自宅のテレビが地デジ放送に対応していない人に聞いたところ、「知っている」という人は95.4%であることが、インテージの調査で分かった。そのうち終了日が「2011年7月」であることを「知っている」と答えた人は49.2%、「終了日(2011年7月24日)まで知っている」は24.2%だった。
また自宅のテレビが地デジ放送に対応していない理由を聞いたところ、「まだ地上アナログ放送が見られるため」(73.9%)と答えた人が最も多く、次いで「経済的に余裕がない」(43.7%)だった。一方「どうしたらよいのか対応方法がよく分からない」(5.2%)、「地デジ放送に対応するつもりがない」(3.0%)と答えた人は少なかった。
地デジ放送に対応するための予算
地デジ放送に対応するための予算は、どのくらいを考えているのだろうか。「分からない」(28.4%)と「6万円〜10万円」(26.5%)と答えた人が多く、このほか「3万円〜5万円」(15.1%)、「1万円〜2万円」(10.7%)、「11万円〜15万円」(8.2%)と続いた。
2011年7月24日の地デジ放送移行完了後、自宅で視聴可能なテレビの台数は現在と比べてどうなっているだろうか。この質問に対し、「変わらない」(61.6%)とした人が最も多かった。「減ると思う」は27.4%、「増えると思う」は11.0%にとどまった。「世帯内すべてのテレビ台数が地デジ放送に対応するとは限らない状況が発生しそうだ」(インテージ)
インターネットによる調査で、地デジ放送に対応したテレビを持っていない男女1200人が回答した。調査期間は3月15日から3月17日まで。
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