あと2週間ほどで6月。6月に結婚すると幸せになれるという「ジューン・ブライド」の言い伝えがあるが、昨今の結婚事情はどのようになっているのだろうか。
楽天リサーチの調査によると、未婚者に「希望する結婚のスタイル」を尋ねたところ、トップは「挙式から披露宴まで一般的なウエディング」で26.2%。以下、「親族中心の会食会のみ」(22.0%)、「入籍のみ」(18.5%)、「挙式と記念写真のみ」(14.2%)、「1.5次会パーティー」(11.5%)、「記念写真のみ」(5.3%)が続いた。
一方、2年以内に結婚した既婚者に「実際に行った結婚のスタイル」を聞くと、トップは「挙式から披露宴まで一般的なウエディング」で同じだったが、割合は42.9%と未婚者の希望より16.7ポイント上昇している。楽天リサーチでは「結婚前は入籍のみや親族中心の簡単な会食のみなど、“シンプル婚希望”が意外と多く見られるが、実際は挙式〜披露宴といった一般的なスタイルで、一生に一度の晴れの日を迎えている人が多いようだ」とコメントしている。
結婚にどのくらいのお金をかけているのだろうか。結婚式(挙式・披露宴含む)にかける費用を聞くと、最も多かったのは「200万円〜300万円未満」(20.3%)で、平均は203万5000円。結婚指輪の費用は、最も多かったのは「10万円〜30万円未満」(51.1%)で、平均は29万8000円。新婚旅行の費用は、最も多かったのは「10万円〜30万円未満」「30万円〜50万円未満」(ともに27.2%)で、平均は48万4000円だった。
結婚式(挙式・披露宴含む)、結婚指輪、新婚旅行の費用の平均値を足すと、合計281万7000円となった。
インターネットによる調査で、対象は20〜49歳の男女1504人(2年以内に結婚した既婚者904人、未婚者600人)。調査期間は4月21日から23日。
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