「Twitterやめるだう!」――ハマコーが次に目指すものとは(2/2 ページ)
Twitterで17万人以上からフォローされている元国会議員の浜田幸一氏(@555hamako)。始めてから半年足らずでTwitter界の有名人になった浜田氏だが、Twitterはそろそろやめるのだという。それはなぜなのか聞いてみた。
Twitterを超えるものを作る
浜田 Twitterなんかいつまでもやってらんない。ホントだって。ウソでも何でもない。その代わり、次の新しいものを作って、必ず(Twitterを)追い越す。
――いつごろやめるご予定なんですか?
浜田 6月か7月。
――本当ですか。次にどんな新しいものを作るんですか?
浜田 それは秘密(笑)。これは、まあ私が作るわけじゃないから。もっと頭の良いのがいますからね。もう、ホントのことを言うと、できあがっちゃっているんですよ。
――それはTwitterとはまったく違ったものなんですか?
浜田 名前も違うし、形も違う。
私はウソは言わないんですよ。ウソは言わないし、ウソ言ったってしょうがない。ただ、「楽しみのためにTwitterをやっている人間と長い間、付き合う意志がない」と言っているだけなんです。
――つまり、次のステージでは、楽しむためではなく、目的を持った人が集まる場を作りたいと考えている。
浜田 その通り。
今、Twitterは商業ベースになっているでしょ。そういうものを相手にして、商業ベースで誰にも負けないものを作るんです。「そんなものできるわけないじゃないか」とみんな思っているかもしれないけど、これは必ずできます。米国の人は頭がいいけど、我々の周囲にはもっと頭がいい奴がいると知らないんだよね。
というのもね、本(『ハマコーだう!』)を書きながら、できちゃったんだよ。それでもうTwitterはやめると。死ぬ前に誰も作ることのできないものを作ろうと思った。
――Twitterにいっぱい人が集まる様子を見て、「俺もそれを超えるものを作りたい」と思ったんですか?
浜田 うん。だけどやっぱりいい加減に言ってるから、あんまり真剣になって聞かないほうが(笑)
――やめようとされているのは、いい加減に言っているんじゃないんですか?
浜田 やめることだけは間違いない。
――6月くらいまで試してやめるというのは、最初から決めていらっしゃったんですか。
浜田 大体6〜7月ころと決めていた。私はまだTwitterを始めて有名になったばかりで、「ここまで有名になったのにそんな早くやめなくていいだろう」とも思ったんだけど、(一緒に新しいものを作っている)相手が「もうTwitterは終わり」と言うから、やめることにした。
――Twitterをやめて、ブログは続けられるんですか?
浜田 何もやらない。
――何もやらないで全部そっちに移動する感じなのでしょうか?
浜田 うん。まあいずれにしても、Twitterのようなものに全然関係のないものじゃないよ。Twitterと同じようにデジタルの世界の話ではあるんだけど、まったく違うものになるね。
――楽しみにしています。
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