コラム
もしもザクが主人公だったら――富野由悠季氏の立体作品「ZAKUの夢」公開:週末散歩
「機動戦士ガンダム」などの代表作を持つアニメーション監督・富野由悠季氏が手掛けた立体作品が栃木県・おもちゃのまちバンダイミュージアムで公開される。
富野由悠季氏といえば、「機動戦士ガンダム」などのアニメーション作品の原作や監督として著名な人物だが、立体作品も手掛けている。その最新作品「ZAKUの夢」が、栃木県下都賀郡にある「おもちゃのまちバンダイミュージアム」で7月3日から一般公開される。
ZAKUの夢は、ザクが主人公となった新しいガンダム・ワールドを表現した、およそ170×390×280センチ(高さ×幅×奥行き)の作品。2005年に上野の森美術館で開かれた展覧会「GUNDAM -来たるべき未来のために-」で初公開された「From First」をリファインしたもので、当時は公開されなかった壊れたガンダムを中心に12体のザクが囲む。
おもちゃのまちバンダイミュージアムは玩具を主とした博物館。厳選した約3万点のバンダイコレクションと4つのテーマミュージアムからなる。このほかにも、歴代の合体ロボが一堂に集結したエリアや、高さ約5.6メートルの原寸大ガンダム胸像など、子供から大人まで楽しめる。2010年7月24日から8月29日までは、夏休み特別企画「SUMMER VACATION CARNIVAL」を毎日開催する。
おもちゃのまちバンダイミュージアム
栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまち3-6-20
バンダイコレクションセンター内
入館料 大人1000円/子供600円
開館日 土、日、祝日 10:00〜16:30
2010年7月24日〜8月31日は毎日開館
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