少し使いやすくなった「ほぼ日手帳2011」――PORTERやディズニーとのコラボも
「ほぼ日手帳2011」が9月1日に発売される。30分刻みでのスケジュール記入やカバー内側のポケット位置の見直しなど小さな改良が加えられた。
「ほぼ日手帳2011」が9月1日に発売される。誕生から10年目を迎えたほぼ日手帳の2011年版は、「いっしょにいて、たのしい手帳」がテーマ。カバーラインアップは55種類となった。
ほぼ日手帳の特徴は、1日につき1ページを用意すること、ページ下に「ほぼ日刊イトイ新聞」で掲載された名言や迷言が「日々の言葉」として記載されること、手で押さえなくても180度開く糸かがり製本であること。2011年版もこの特徴はそのままに、いくつかの改良が加えられた。
まず、これまで1時間刻みだったスケジュール記入部分を見直し、小さなドットと線を入れて30分刻みで記入できるようになった。また、日々の言葉は、外部選考委員により選ばれ、A5版サイズの「カズン」にも掲載する。そして、おまけページを大幅に改訂し、「じゃらん」や「dancyu」とのコラボレーションを行うという。
さらに、カバー内側のポケット位置をセンターへ移動した。これにより、ポケットにものを入れてもふくらみがなだらかになり、使い始めのページで書きやすくなったという。
全55種類のカバーには、定番カラーや流行カラーのほかにコラボレーションカバーとして「ミナ ペルホネン」のデザイナー皆川明氏が描いたファブリックカバー2種類(同柄のバッグ付き)や、「HENRY CUIR(アンリークイール)」の革製カバー5種類などが含まれる。
また、11月には「PORTER」ブランドを展開する吉田カバンとのコラボレーション「BLACK CASE」や、ペットグッズショップ「GEORGE」との「スティックグッドドッグ」、12月にはディズニーとのコラボ4種類(詳細は11月発表)を発売する。
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