給料が上がれば……小遣いも上がりますか
月のお小遣いはいくらですか? 20〜59歳の男性に聞いたところ「3万円台」という人が最も多く、次いで「2万円台」だった。マーシュ調べ。
月の小遣いはいくらくらいですか? 20〜59歳の男性でお小遣い制で生活している人に聞いたところ「3万円台」(28.3%)が最も多く、次いで「2万円台」(21.0%)、「1万円台」(15.3%)であることが、マーシュの調査で分かった。お小遣いの平均額は3万2000円。ちなみに「1万円未満」という人は4.7%に対し、「10万円以上」は2.7%だった。
また給料が上がったときに、お小遣いの金額も上がる人はどのくらいいるのだろうか。給与増加に比例して、小遣いも増えますかと聞いたところ「いいえ」と答えた人が67.0%を占めた。一方「増加する」と答えた人を年代別で見てみると、年齢が上がるにしたがって、小遣いが増加する人が減る傾向がうかがえた。
小遣い範囲内でのやりくりが難しくなった
小遣い範囲内でのやりくりが難しくなった経験がある人はどのくらいいるのだろうか。「時々ある」(45.0%)と「よくある」(44.7%)を合わせると、全体の9割はやりくりが難しくなった経験があるようだ。またやりくりが難しくなるのはどういったときですか、と聞いたところ「飲み会が多く入ったとき」「大きな買い物をしたとき」「給与前」といった理由が目立った。
やりくりができなくなった場合の対処策を尋ねたところ、「配偶者に相談する」(78.0%)と答えた人が断トツ。このほか「預貯金をくずす」(26.4%)、「金融会社での借り入れ」(7.1%)と続いた。
インターネットによる調査で、20〜59歳の男性でお小遣い制で生活している300人が回答した。調査期間は6月17日から7月10日まで。
関連記事
- 15〜34歳の労働者は、給与をいくらもらっているのか
15〜34歳の若年労働者は、給与をどのくらいもらっているのだろうか。厚生労働省の調査によると「15万円〜20万円未満」と答えた人が最も多かった。 - 25〜34歳のビジネスパーソン、貯蓄はいくら?
25〜34歳のビジネスパーソンは現在、どのくらい貯蓄しているのだろうか。インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」の調査によると、昨年よりも「(貯蓄額が)増えた」という人が増加していることが分かった。 - ひょっとして……“バブル組”に苦しめられていませんか?
昔に比べ「管理職の力が強くなってきた」と感じたことはないだろうか。部下の採用、配置転換、リストラなど……いろいろなところで強権を振るい始めている。しかしこうした動きに対し、「危険な兆候」と懸念する声も出始めている。それは……? - 年収500万円台と2000万円以上の人、スキマ時間の使い方に違い
年収の差によって、仕事をする際の優先順位に違いはあるのだろうか? C-NEWS編集部とプレジデントの調査によると、年収500万円台の人は「仕事は家に持ち帰らない」が過半数を超え、2000万円以上は「仕事を家に持ち帰る」傾向があるようだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.