三菱電機は9月9日、日本空港ビルデングが管理する羽田空港旅客ターミナルなどの屋根に設置する太陽電池モジュール7946枚、発電出力合計約1246キロワットを納入したと発表した。稼働開始は2010年9月。
日本空港ビルデングは、2004年より羽田空港ターミナルへの再生可能エネルギー電力の導入や、空調・照明の省エネルギー対策を進めている。このほど、三菱電機が納入した太陽電池モジュールは、第一旅客ターミナルビル屋上、第二旅客ターミナルビル屋上、P4駐車場屋上の7カ所に設置され、年間に約115万7000キロワットの電力を発電する見込み。これによるCO2排出削減量は年間約364トンを見込む。
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