調査リポート
ソーシャルゲームのヘビーユーザーは男性より女性(2/2 ページ)
SNS上などで提供され、ユーザーがゲームを介してコミュニケーションできるソーシャルゲーム。1日に1時間以上遊ぶヘビーゲーマーの割合は男性より女性の方が高いようだ。イーキャリア調べ。
下の年代ほど課金率は高い
プレイは無料にして、ゲーム内のアイテムを有料で販売しているソーシャルゲームも多いが、「ソーシャルゲームでお金を使ったことがある」という人は23.8%。年代別に見ると、下の年代になるほど「お金を使ったことがある」割合が高くなっているようだ(40代15.2%、30代23.0%、20代30.1%)。男女別では、それほど違いはなかった(男性23.0%、女性24.5%)。
お金を使ったことがある人に「月平均の利用金額」を聞くと、最も多かったのは「1000〜3000円未満」で32.6%。以下、「500〜1000円未満」が21.1%、「300〜500円未満」が20.0%、「100〜300円未満」が13.7%で続いた。「1000円未満」で半数を超えているが、「1万円以上」という人(すべて女性)も3.2%いた。全体の平均金額は1322円で、女性が平均1541円と男性の平均1089円を上回った。
購入したものを具体的に聞くと、「アバターの服」「アバターのアクセサリー」など、自分の分身となるキャラクターへの装飾品や、「ペットのエサ」「釣り具」「武器」「行動回復薬」などゲームを進めていく上で必要になるアイテムなどが挙がった。
インターネットによる調査で、対象は1日1回以上ソーシャルゲームで遊んでいる20〜49歳の正社員400人。調査期間は9月6日から8日。
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