20〜30代のビジネスパーソンに聞く、休憩時間はどこで何を
仕事がデキる人は休憩を取るのが上手だと思いますか? 20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ、80%が「上手だと思う」と回答していることが分かった。トレンダーズ調べ。
仕事がデキる人は休憩を取るのが上手だと思いますか? 20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ、80%が「上手だと思う」と回答していることが、トレンダーズの調査で分かった。その理由として「仕事に集中しメリハリがあるから」(男性27歳)、「効率よく仕事をするために、リフレッシュする方法を知っていると思うから」(女性36歳)、「周りの優秀な人間は、そこそこ休憩しているから」(男性29歳)といった声が目立った。
また休憩に求めるものは何ですか、と聞いたところ「気分転換」(87%)と答えた人がトップ。次いで「リラックス」(75%)、「疲労回復」(64%)という結果に。さらにリラックスしたいときに、休憩時間に飲む飲み物を尋ねると「コーヒー」(66%)、「お茶」(49%)、「紅茶」(36%)の順となり、普段の飲み物に比べ、「紅茶」の比率が高くなった。
精神科医の香山リカ氏は「休憩の際にコーヒーを飲む人が多いが、コーヒーは身体に刺激を与え覚醒効果があるため、リラックスというよりは眠気覚ましに適している。リラックスしたい際には紅茶が適しており、紅茶に含まれる『テアニン』という成分にはリラックス効果があると言われている。また、一気にがぶがぶ飲むのでなく、濃い目にいれた紅茶をゆっくり飲むことで心理的な効果を高めることが期待できる」とコメントした。
1回当たりの休憩時間、平均19分
ビジネスパーソンは休憩時間をどこで取っているのだろうか。この質問に対し「会社の休憩所」(46%)と答えた人が最も多かった。次いで「自分のデスク」(38%)、「会社のトイレ」(21%)、「会社の喫煙所」(15%)と、デスクから離れた場所で休憩を取る人が多いようだ。
ちなみに1回当たりの休憩時間は、平均19 分。年代性別で見ると、20代女性が「21分」に対して、30代男性が「16分」と5分短い結果となった。
インターネットによる調査で、20〜30代のビジネスパーソン500人が回答した。調査期間は9月13日〜9月14日まで。
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