ソーラーフロンティアは10月1日、同社宮崎第2工場(宮崎県宮崎市)の隣地に建設していたメガソーラー複合施設「宮崎ソーラーパーク」が完成したと発表した。
宮崎ソーラーパークは、発電出力1メガワットのソーラー発電所「宮崎メガソーラー」と、同社営業担当者、代理店/販売店、施工業者などを対象とした太陽電池システム研修施設「宮崎トレーニングセンター」を一体化したもの。宮崎メガソーラーは、同社が宮崎県との間で締結したメガソーラー事業に関するパートナーシップ協定に基づき、新エネルギー導入促進協議会の「地域新エネルギー等導入促進事業」の補助を得て建設した。年間予想発電量は約128万キロワット時で、全量を自家使用する。
さまざまな設置条件におけるCIS系薄膜太陽電池モジュールの施工方法や発電能力などを実証するため、宮崎第2工場の屋根部分やソーラーパーク敷地内の法面、駐車場などの未使用空間を利用して設置された。これらのモジュールやシステムは、併設する宮崎トレーニングセンターでの研修にも使用される予定。
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