資格試験に合格した時や仕事が一段落した時などに、“自分へのご褒美”といって何かを買った経験がある人もいるだろう。自分へのご褒美としては、どのようなものがよく購入されるのだろうか。
クロス・マーケティングの調査によると、直近3カ月以内に自分へのご褒美を購入した人にその商品を尋ねたところ、最も多かったのは「衣類」で15.9%。以下、「お菓子/デザート」が13.3%、「旅行などの体験」が9.0%、「趣味、嗜好品」が8.5%、「電化製品」が8.0%、「食品」が6.3%で続いた。
男女別に見ると、「お菓子/デザート」の割合は男性(8.3%)より女性(18.4%)の方が高く、「電化製品」の割合は女性(3.7%)より男性(12.2%)の方が高かった。「お菓子/デザート」の割合は特に女子学生(23.2%)や20代女性(25.0%)で高くなっているようだ。
自分へのご褒美の平均金額は2万791円
自分へのご褒美の平均金額を聞くと、最も多かったのは「1万〜5万円未満」で27.4%。以下、「5000〜1万円未満」が17.1%、「5万円以上」が14.8%、「1000円未満」が13.3%で続いた。平均金額は2万791円だった。
平均金額を男女別に見ると、女性(1万8876円)より男性(2万2636円)の方が3760円高かった。また、年代も合わせて見ると、40代男性が2万8004円で最も高く、女子学生が1万2808円で最も低くなっていた。
インターネットによる調査で、対象は直近3カ月以内に自分へのごほうびを購入した男女709人(男性361人、女性348人)。調査期間は8月25日から27日。
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