自分へのご褒美……40代男性は発泡酒をビールに、20代は?
自分へのご褒美として、ちょっとしたぜいたくを楽しむビジネスパーソンも多いだろう。自分へのご褒美をあげる理由を聞いたところ、「ストレスを発散したいと思ったとき」が最も多かったが、性別で見ると違いが出た。ANA クラウンプラザホテル調べ。
仕事が成功したときなどに、「自分へのご褒美」として高い買い物をするビジネスパーソンも多いのでは。自分へのご褒美をあげる理由を聞いたところ、「ストレスを発散したいと思ったとき」(39.0%)が最も多いことが、ANA クラウンプラザホテルの調査で分かった。このほか「臨時収入があったとき」(35.2%)、「ボーナスが出たとき」(32.2%)、「給料日」(30.8%)と続いた。
男女別に見ると、男性の20代は「給料日」(41.2%)、30代は「ボーナスが出たとき」(38.2%)、40代は「臨時収入があったとき」(35.5%)と年代によって違いが見られた。また男性は「大きなプロジェクトが成功したとき」(男性21.5%、女性10.9%)や「昇進したとき」(男性13.2%、女性6.5%)など、「仕事で成果を挙げたときに自分にご褒美をあげたいと考えているようで、男女に顕著な違いが出た」(ANA クラウンプラザホテル)
一方の女性は年代を問わず「ストレスを発散したいとき」(49.4%)が最も多く、次いで「クリスマスや誕生日などのイベント」(33.9%)という結果に。
自分へのご褒美はどんなモノ?
自分へのご褒美として、どんな内容が多いのだろうか。最も多かったのは、男女ともに「おいしい料理を食べに行く」(57.2%)。ただ2位以下は男女に違いが見られ、男性は「趣味のもの」(38.8%)や「家電AV製品」(27.2%)などに人気がある一方、女性は「衣類、バッグ、靴」(54.4%)や「スイーツ」(43.4%)が多かった。
ご褒美の内容を性別・年代別に見てみると、20代男性では「スイーツの購入」(19.6%)が目立った。「若い世代の男性は、甘いもの好きの『スイーツ男子』が増えていると言われているが、ご褒美にもその傾向がうかがえた」(同)。また40代既婚男性は「AV機器の購入」(30.9%)に次いで、「発泡酒をビールにすること」(20.0%)がご褒美に。「住宅ローンや教育費に追われる世代らしく、ささやかなご褒美と言えそう」(同)
インターネットによる調査で、20歳から49歳のビジネスパーソン1118人が回答した。調査期間は5月14日から5月18日まで。
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