明治安田生命は12月3日、「2010年名前ランキング」を発表、2010年生まれの子どもで最も多かった名前は男の子が「大翔(ヒロト、ハルト、ヤマトなど)」、女の子が「さくら」だった。
明治安田生命では「円高株安の進行や就職内定率が就職氷河期を下回るなど、冬のような閉塞感が漂う時代だからこそ、『将来に向かって大きく羽ばたいてほしい』『満開に咲く桜のように人を幸せにする人になってほしい』との親の願いが強く反映したのかもしれない」とコメントしている。
2位以下は、男の子が「悠真(ユウマ、ハルマなど)」「翔(ショウ、カケルなど)」「颯太(ソウタ)」「歩夢(アユム)」と続き、女の子では「陽菜(ヒナ、ハルナなど)」「結愛(ユア、ユナなど)」「莉子(リコ)」「美桜(ミオ、ミユ)」が続いた。
前年と比較すると、男の子では4位の「歩夢」が前年の41位から37ランクアップ、女の子では2位の「莉子」が前年の55位から53ランクアップしたのが目立っていた。
調査対象は、明治安田生命の個人保険や個人年金保険の加入者のうち、2010年生まれの男の子4078人、女の子3805人。調査時期は2010年12月。
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