非日常の感動を演出してくれるスポーツイベント。今年はどんなスポーツイベントに心を奪われた人が多かったのだろうか。
日本生命の調査によると、「2010年に感動したスポーツイベント」を尋ねたところ、トップは日本代表が決勝トーナメントに進出した「2010FIFAワールドカップ(6〜7月)」で32.1%と断トツだった。2位はスピードスケートの長島圭一郎らが銀メダルを獲得した「バンクーバーオリンピック(2月)」、3位は高橋大輔選手と浅田真央選手が優勝した「世界フィギュアスケート選手権(3月)」と国際的なイベントが上位を占めた。
1月に行われた「箱根駅伝」(4位)や「四大陸フィギュアスケート選手権」(9位)も上位にランクインしている一方、年6場所開催している「大相撲」は野球賭博問題などの不祥事があったためか10位と低迷していた。
大相撲には感動しなくても、白鵬には感動
「2010年に最も活躍したスポーツ選手」を聞くと、トップは10年連続200本安打を記録した「イチロー」選手(野球)で27.9%とこちらも断トツ。2位は中日クラウンズで1ラウンド58の世界記録を達成した「石川遼」選手(ゴルフ)、3位は2010FIFAワールドカップで2得点をあげた「本田圭佑」選手(サッカー)が続いた。
前問では10位に沈んだ大相撲だったが、1人横綱で角界を支え、双葉山関に次ぐ歴代2位の63連勝を記録した「白鵬」関が4位にランクインした。
インターネットによる調査で、対象は日本生命の「ずっともっとサービス」利用者3万381人。調査期間は10月4日から11月12日。
関連記事
- 岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは
早稲田大学は12月11日、ICC開設3周年記念「働く杯」を開催、特別講演でサッカー日本代表監督の岡田武史氏が自らの仕事に対する姿勢を語った。日本代表監督としての悩みから決断の下し方、チームのまとめ方やスランプになった選手への接し方まで幅広い話題が取り上げられた。 - テレ朝・角澤アナが語る、スポーツ実況の内幕
早稲田大学は7月10日、大隈小講堂で公開フォーラムを開催、テレビ朝日アナウンサーの角澤照治氏がスポーツ実況に10数年関わった経験を語った。 - W杯パブリックビューイングの仕掛け人――イベントコンサルタント・岡星竜美さん
2002年日韓W杯でのべ20万人が熱狂したパブリックビューイング。このイベントを仕掛けた男がイベントコンサルタントの岡星竜美さんだ。彼は今、地方を活性化させるためのイベント企画に取り組んでいる。数々の企画にたずさわってきた岡星さんのイベントにかける思いや、仕事の原動力について尋ねてみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.