カワサキ、バーチカルツインエンジン搭載の「W800」
カワサキモータースジャパンは、バーチカルツインエンジンを搭載するWシリーズの最新バイク「W800」を2011年2月1日に発売する。価格は85万円(Special Editoinは88万円)。
カワサキモータースジャパンは、バーチカルツインエンジンを搭載するWシリーズの最新バイク「W800」を2011年2月1日に発売する。価格は85万円(Special Editionは88万円)。
W800は、Wシリーズ伝統のバーチカルツインエンジン(シリンダーが垂直になるように設計された並列2気筒エンジン)を継承し、773cc空冷4ストローク並列2気筒SOHCエンジンを搭載する。最高出力は35キロワット(48馬力)/6500rpm、最大トルクは62ニュートンメートル/2500rpmで、中低速回転域での力強さや扱いやすさが特徴。
シリンダー全体に刻まれた冷却フィンやエンジン右側に配置したベベルギヤタワーなどにより独特な外観を持つエンジンの、金属ならではの質感を追求するためにポリッシュ仕上げ、クロームめっきを施した。
フロント19インチ、リア18インチの大径アルミホイールに細身のタイヤを装着。アナログタイプの2眼メーターやシートデザイン、リア側ドラムブレーキ、フロントフォークブーツ、キャブトンタイプマフラーなど全体的にクラシカルなスタイリングを強調する。
ボディサイズは2180×790×1075ミリ(全長×全幅×全高)、シート高は790ミリで、乗車定員は2人。ボディカラーはキャンディゴールドスパークとメタリックダークグリーンの2色を用意するほか、Special Editionとしてエボニーも展開する。
1966年に登場した「W1」は、当時日本車の最大排気量をほこり、カワサキが大型2輪車メーカーとしての地位を築くことに貢献した。その後、W650やW400が登場したが2008年9月の排出ガス規制強化により生産を終了している。なお、W800は、2010年10月に海外輸出向けモデルとして発表されており、Wシリーズとして2年ぶりの復活となる。
関連記事
- 「クルマ・バイク」インデックス
- 3気筒の咆哮、スーパーバイク「MV AGUSTA F3」デビュー
2010年11月に開催されたミラノショーで発表された「MV AGUSTA F3」。675cc3気筒エンジンやトラクションコントロールを搭載する。詳細なスペックや価格、発売日は未定だ。 - ドゥカティの最新バイク「DIAVEL」、2011年5月発売
ドゥカティジャパンは12月14日、2011年モデル各車の国内導入時期と価格を発表した。11月にミラノショーで発表したばかりの「DIAVEL」の価格は185万円〜224万円。 - ヤマハ、「ドラッグスター250」の2011年モデル
ヤマハ発動機は、軽二輪クルーザー「XVS250 ドラッグスター」2011年モデルを12月17日に発売する。価格は57万7500円。 - ドゥカティ、「Monster 696」2011年モデル国内導入
2010年10月に独ケルンのイベントで発表されたドゥカティのネイキッドバイク「Monster 696」2011年モデルが12月1日に発売。価格は99万8000円。 - 英ホンダモーター、ロードスポーツとスクーターの融合を狙ったコンセプトモデル
英ホンダモーターヨーロッパは、伊ミラノで開催された「EICMA 2010(ミラノショー)」に出展したコンセプトバイクや欧州での市販予定車を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.