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鏡の中の自分で擬似試着体験を――ライトオンARミラー
ソニー・ミュージックコミュニケーションズは、ショップ向けのAR体験型インタラクティブ・デジタルサイネージ「ライトオンARミラー」サービスを開始すると発表。鏡風の画面の前に立った人が新商品を疑似試着できるといったサービスを提供する。
ソニー・ミュージックコミュニケーションズは4月13日、ショップ向けのAR※体験型インタラクティブ・デジタルサイネージ(電子看板、参照リンク)「ライトオンARミラー」サービスを開始すると発表した。PlayStation3のグラフィック処理や顔認識技術、HDカメラなどの技術を活用したシステムで、鏡風の画面の前に立った人が新商品を画面内で疑似試着できるといったサービスを提供する。
※AR……現実環境にコンピュータを用いて情報を付加提示する技術のこと。
導入店舗は「ライトオン イオンモール倉敷店」が4月22日から、「イトオン mozoワンダーシティ店」が4月28日から。
具体的なコンテンツ内容は次の通り。
- ARエフェクトミラー……鏡に映る被写体に、バブルやファイアーなど10種類の特殊効果を加えて楽しめる。エフェクトは適宜追加予定
- AR広告……ビジュアル広告にARエフェクト効果を加えた、商品連動型の広告スタイル
- フルHDムービーCM……高画質な電子広告。フルHDのスムーズな動画に対応
- ARフィッティング……鏡に写る被写体と服とをAR技術で重ね合わせることで、まるで鏡の中で試着しているかのような映像効果を体験できる
- ARプロモーション(夏以降に開催予定)……プロモーション情報とAR技術を組み合わせた告知スタイル
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