3Dテレビ、不満の理由
3Dテレビに満足している人はどのくらいいるのだろうか。3Dテレビを所有している人に聞いたところ、75.5%が「不満がある」と回答した。ジーエフケー・カスタムリサーチ・ジャパン調べ。
3Dテレビに満足している人はどのくらいいるのだろうか。3Dテレビを所有している人に聞いたところ、75.5%が「不満がある」と回答していることが、ジーエフケー・カスタムリサーチ・ジャパンの調査で分かった。
不満があるとした人に、その理由を複数挙げてもらったところ「見られる3D対応のテレビ番組の本数」(57.4%)と答えた人がトップ。次いで「見られる3D対応映画の本数」(53.7%)、「追加で購入できる3Dメガネの価格」(52.0%)と続いた。
また3Dテレビの不満のうち、最も不満度の強いものを聞いたところ「3D映像を好きな姿勢で見られない」(23.5%)と答えた人が最も多かった。「現在販売されている3Dテレビのほとんどは、正面から見ることを推奨している。正面からでないと見づらい不自由さは、気になる人には極めて気になるようだ」(ジーエフケー・カスタムリサーチ・ジャパン)
3Dテレビの見方は「メーカーの推奨通りの距離で、正面から見ている」(84.9%)が多いが、その一方で「寝転ぶなど、好きな姿勢で見たい」(70.1%)というニーズも高い。
3Dテレビへの関心も購入意向も低い
3Dテレビを所有していない人は、3Dテレビについてどのような意識を持っているのだろうか。3Dテレビの関心度を聞いたところ「関心がない(あまりを含む)」と答えたのは64.9%。購入意向を聞いても「購入したくない(どちらかと言えばを含む)」は70.3%に達した。
3Dテレビへの関心も購入意向も低い人が多かったが、どのような点が改善されたら購入したいと思っているのだろうか。「本体の価格が手頃」(87.5%)と答えた人が最も多く、以下「目への負担が少ない」(83.5%)、「3D映像がぼやけない」(82.1%)、「3Dメガネが軽い」(80.4%)と続いた。
インターネットによる調査で、20〜40代の男女594人が回答した。調査期間は4月28日から5月5日まで。
関連記事
- 若い人の間で“テレビ離れ”が進んでいるのかもしれない
あなたがよく見るテレビのジャンルは何ですか? 最も多かったのは「ニュース・報道」、次いで「ドラマ」「映画」と続いた。ただ年代別で見てみると、テレビの楽しみ方に違いが見られた。NTTコミュニケーションズ調べ。 - 使っているテレビのサイズと視聴時間の関係
テレビを購入する際、重視しているポイントは? 東京電力の調査によると、「性能・機能」を挙げる人が最も多く、次いで「購入価格」「メーカー・ブランド」と続いた。 - 20〜34歳の人に聞く、テレビCMを見ていますか
自宅で一番長い時間していることは何ですか? 20〜34歳の人に聞いたところ、平日・休日ともに自宅では「テレビ番組を見る」という人が最も多かった。M1・F1総研調べ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.