SBI証券、カブドットコム証券、マネックス証券、楽天証券は6月13日、ネット証券4社専用投資信託「日本応援株ファンド」(運用会社:三菱UFJ投信)を6月20日から募集開始すると発表した。4社が3月に立ち上げた「資産倍増プロジェクト」の一環。
日本応援株ファンドは、競争力があり、かつ割安な国内企業に投資するアクティブファンド。販売手数料や信託財産留保額は無料で、信託報酬は純資産総額の年率1.05%となっている。また、設定後2年間、信託報酬の約半額(純資産総額の年率0.46%)を東日本大震災復興のために寄付する。購入単位は1000円から。
資産倍増プロジェクトでは、DIAMアセットマネジメントを運用会社とした「国内新興市場を投資対象とした投資信託」「新興国中小型株式を投資対象とした投資信託」の2銘柄も今後販売。その後は2011年11月をめどにラインアップの拡充を図るとしている。
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