検索
コラム

「十分暗くなれば、人は星を見る」――節電の夏に思い返したい名言(3/3 ページ)

節電で街が暗くなっている昨今。しかし、そのため普段は見えない星を目にしやすくなっている。古来、星は人々に多くのインスピレーションを与えてきたが、今回は「星」が出てくる名言を3つ紹介しよう。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
INSIGHT NOW!
前のページへ |       

星をつかもうとする行為の中に“ごほうび”は仕組まれている

 そして3つ目の言葉――。

「When you reach for the stars, you may not quite get one,but you won't come up with handful of mud either(星をつかもうと手を伸ばしてもなかなかつかめないかもしれない。だが、星をつかもうとして泥をつかまされることはないだろう)」――Leo Burnett

 星は遠い彼方で輝いている。容易につかめない距離にあるからこそ、人は星を夢や志に見立てる。確かに一生かかっても星はつかめないかもしれない。

 しかし、星を追い続ける人は、星ではないにせよ、同じようにきれいに輝く何か(宝石か、ガラス細工か、蛍か)を手にするだろう。仮にそうしたものを手にできなかったとしても、結果的に「星とともに人生があった」というかけがえのない報酬を得る。星をつかもうとする行為の中に、すでに“ごほうび”は仕組まれているのだ。(村山昇)

 →村山昇氏のバックナンバー

関連キーワード

仕事 | 企業 | 節電


前のページへ |       

Copyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.

ページトップに戻る