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2011年の喫煙者率は21.7%、過去最低を更新
JTは全国のたばこ喫煙率を発表した。喫煙者率は16年連続で減少中で、男女ともに2010年の調査時より喫煙率が下がっている。
JTは10月13日、「2011年全国たばこ喫煙率調査」の速報結果を発表した。全国の喫煙者率は、過去最低だった前年より−2.2ポイントの21.7%。男女別に見ると男性が33.7%(前年比−2.9%)、女性が10.6%(同−1.5%)と男女ともに下がっている。
喫煙者率は16年連続で減少中。JTでは要因について「複合的であり一概には言えませんが、高齢化の進展、喫煙と健康に関する意識の高まり、喫煙をめぐる規制の強化や、2010年10月に実施された増税・定価改定によるもの」とコメントしている。
調査時期は2011年8月、対象は約1万9000人の成年男女(内訳は、男性9503人、女性9561人)。東日本大震災の被災エリアは対象から除いている。
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