国内自動車メーカー8社は12月5日、クリスマスにまつわるクルマのエピソードの投稿キャンペーン企画「Drive Heart」を開始した。
クリスマスにクルマで出かけた思い出や、理想のドライブデートなどのエピソードを参加者に投稿してもらい、ソーシャルメディアで拡散することで、若い世代にクルマの価値を再認識してもらうことを目的としている。参加自動車メーカーはスズキ、ダイハツ工業、トヨタ自動車、日産自動車、富士重工業、本田技研工業、マツダ、三菱自動車工業。
エピソードの投稿にはTwitter、Facebook、Drive Heartいずれかのアカウントが必要。「感動部門」「恋愛部門」「オモシロ部門」の3部門があり、Webサイト訪問者の投票で決まる各部門の人気ランキング上位のエピソードを投稿した人の中から、Drive Heart運営委員会が選んだ入賞者にテーマパークのペアチケットなどが送られる。投稿・投票受付期間は12月20日の18時まで。
Drive Heart運営委員会では「震災を機に人と人とのつながり、日本の中でつながることの大切さ、に立ち返ろうという機運が高まる中、自動車メーカー8社のWeb担当者の間で『自分たちも共同で何かに取り組むべきではないか』という担当者の自然発生的な思いから始まった。1つの取り組みに8社のWeb担当者が業界横断で取り組むのは初めての試み」とコメントしている。
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