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なぜ橋下市長は「大阪都構想」を打ち上げたのか:ちきりん×中田宏、政治家を殺したのは誰か(特別編・後編)(3/3 ページ)
大阪維新の会が掲げている「大阪都構想」に疑問を感じている人も多いのでは。「なぜ大阪が『都』なの?」と。大阪市の顧問に就任する予定の中田宏氏は、大阪都構想についてどのような考えをもっているのだろうか。人気ブロガー・ちきりんさんと語り合った。
中田:大阪都構想というのは「東京都のようなものです」と言えば、東京都を知らない人はほとんどいないわけですからイメージしやすいですよね。もちろん賛成もあるでしょう、反対もあるでしょう。だけど大阪府と大阪市を一体化させるという意味では、これが現在ある仕組みとして使えるから、「これにしましょう」ということでしょうね。
僕も大阪都構想と聞いたとき、最初は「え?」と思いました。「なぜ都なの?」と。今では、あるべき論としては違うかもしれませんが、現実論としては大阪都構想を進めるべきだと考えています。だから、都構想について、僕は「協力します」と伝えています。
ちきりん:私も「100%の理想ではなくても、とにかく前に一歩踏み出そう!」という姿勢は大好きです。「完璧でなければ一歩も動きたくない」という人に進歩はありませんから。
中田さんが大阪都構想にアドバイザーとして参画されるというのは、本当に楽しみです。応援していますし、心から期待しています!
(続く)
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