出費を減らして、家族や自宅で過ごす時間を重視――冬休みの過ごし方
マグニチュード7.0の地震が発生したり、オウム真理教の平田信容疑者が出頭したりと、何かと騒がしかった年末年始。出費は減らし、家族や自宅で過ごす時間を増やすといった意識を持っていた人が多いようだ。インテージ調べ。
元旦からマグニチュード7.0の地震が発生したり、オウム真理教の平田信容疑者が出頭したりと、何かと騒がしかった年末年始。どのように過ごした人が多いのだろうか。
インテージの調査によると、15〜59歳の男女に「この年末年始(2011年12月23日〜2012年1月9日)にどのようなことを行いましたか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「初詣」で43.5%。以下、「DVD・ビデオ鑑賞」が31.8%、「帰省」が31.2%、「レストラン・ファミレスなど飲食店での外食」が21.9%、「近所でのショッピング」が21.0%で続いた。
家族構成別にみると、「初詣」は家庭を持つ人では4〜5割と高かったが、1人暮らしでは34.4%と10ポイントほど低くなっていた。
冬休みの時間の使い方や出費について増減を意識したか聞くと、例年より増やすように意識したことで高かったのは「自宅でゆっくりする時間」(25.6%)や「家族と過ごす時間」(24.1%)、「自宅で食事をする時間」(17.8%)。逆に、例年より減らすように意識したものでは「ショッピングへの出費」(23.6%)が特に高くなっていた。
インテージでは「出費は減らし、家族や自宅で過ごす時間を増やすといった意識がうかがえる」とコメントしている。
2012年のキーワードは「健康」「楽しい/楽」
東日本大震災とそれにともなう原発事故という大きな出来事があった2011年。2012年をどんな1年にしたいかを表す単語について尋ねると、トップは「健康」で6.9%。以下、「楽しい/楽」(5.1%)、「平穏/穏」(3.8%)、「幸」「飛躍」(ともに3.0%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は15〜59歳の男女1万1707人(男性6005人、女性5702人)。調査期間は1月10日から12日。
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