多い? 少ない? 夫の家事分担割合は6分の1
夫婦内での家事の分担。夫は1週間の家事のうち17.6%と約6分の1を担っているが、理想は31.8%と3分の1近くを担ってほしいと考えられているようだ。キリンビール調べ。
結婚して、同居するとなると問題になるのが「家事の分担」。どのように分担しているのだろうか。
キリンビールの調査によると、全国の30〜40代の夫婦に「1週間の家事のうち、夫は何%を担っていますか?」と尋ねたところ、全国平均は17.6%と約6分の1であることが分かった。都道府県別に見ると、トップ3は「沖縄県」(22.0%)、「青森県」(21.8%)、「高知県」(20.6%)で、ワースト3は「岐阜県」(14.6%)、「和歌山県」(14.8%)、「三重県」(15.2%)だった。
ちなみに理想の家事分担量は平均31.8%で、実際行っている家事の約2倍の量を行うべきと考えられているようだ。
家事分担量と夫婦仲、関係ある?
夫婦仲について聞くと、良好と答えたのは平均59.9%。都道府県別にみると、トップ3は「鹿児島県」(67.0%)、「岡山県」(65.8%)、「沖縄県」(65.3%)、ワースト3は「岐阜県」(51.8%)、「福島県」(53.5%)、「富山県」(54.8%)。全体的に見ると、西日本の方が夫婦仲が良い都道府県が目立っていた。
夫の家事分担率がトップだった沖縄県は夫婦仲でも3位にランクインしたが、夫の家事分担率2位の青森県は夫婦仲で27位、夫の家事分担率4位の新潟県は夫婦仲で33位。家事に協力的だからといって、必ずしも夫婦仲も良くなるとは限らないようだ。
インターネットによる調査で、対象は47都道府県の30〜40代の既婚で夫婦が同居している男女1万8800人(各都道府県400人)。調査期間は2011年12月8日から15日。
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