買い物で子どもがおねだりする食品、いくらまでなら買う?
子どもと一緒に買い物をしていると、予定していなかったものを買いたいとおねだりされることもあるもの。母親の半数は200円までなら買ってあげるようだ。ドゥ・ハウス調べ。
子どもと一緒に買い物をしていると、予定していなかったものを買いたいとおねだりされることもあるもの。親はどのように対応しているのだろうか。
ドゥ・ハウスの調査によると、子どもを持つ母親に「子どもと一緒に食品スーパーで買い物する時、子どもが欲しがるもの」を尋ねたところ、最も多かったのは「菓子」で77.8%。以下、「アイスクリーム」が61.3%、「飲料(ジュース、乳酸飲料など)」が51.3%、「デザート類(ゼリー、ケーキ)」が50.8%、「パン」が48.5%で続いた。
子どもの年代別にみると、「菓子」「アイスクリーム」は小学生や中学生の子どもを持つ親でねだられている割合が高いようだ。
子どもの年代が上になるほど、おねだりされたものを買う傾向に
子どもが欲しがるものを買うかどうか聞くと、「買う時と買わない時が同じくらい」が57.1%と半数を超えていたが、「買う(すべて買う+ほとんど買う)」という人も20%弱いた。子どもの年代が上になるほど、「買う」の割合は高くなっているようだ。
「食品スーパーで子どもが欲しがるものを購入する際、どのくらいの金額を目安にしていますか」と尋ねると、最も多かったのは「200円まで」で36.5%。以下、「特に決めていない」が21.7%、「300円まで」が16.9%、「100円まで」が14.7%、「500円まで」が6.1%で続いた。
子どもが未就学児や小学生の場合では200円以下(100円まで+200円まで)を目安にしている割合が6割を超えていたが、中学生の場合は5割弱、高校生以上の場合は2割強と、年代が上になるほど目安の金額は高くなっているようだ。
具体的には「200円までの中など予算を決めさせておいて子どもがほしいものを選んでいる間に自分は食事に必要なものを見て回る」(48歳)、「週末に子どもと一緒にスーパーへ買い物に行くと、必ずといっていいほど『お菓子100円まで買っていい?』と聞いてくる。仕方がないので、買うことを許し、子どもがお菓子を選んでいる間に、買い物は大体終わっている」(41歳)といった声があった。ドゥ・ハウスでは「買ってあげる金額と、自分の買い物に集中できる点を比較して決めている様子がうかがえた」とコメントしている。
インターネットによる調査で、対象は首都圏在住の子どもを持つ女性1270人。調査時期は2012年2月。
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