運動する子どもは高体温になりにくい?――キリンMCダノンウォーターズ調査
ちょっとしたことで体調を崩してしまいがちな子ども。子どもの運動頻度と体温との関係を調べたところ、運動している子どもほど高体温になりにくい傾向にあるようだ。キリンMCダノンウォーターズ調べ。
ちょっとしたことで体調を崩してしまいがちな子ども。子どもの体温は、どのようなことと関連性があるのだろうか。
キリンMCダノンウォーターズの調査によると、イオン大宮店に来店した4〜10歳の子どもの体温を計測したところ、「36.0〜36.9度」は63.0%、「37.0度以上」は19.0%、「36.0度未満」は18.0%であることが分かった。
「通常、人間の体温は起床後から徐々に上昇し、夕方から夜にかけて下がっていき、その体温差は36〜37度が適正とされている。体温異常が見られた子どもたちは自律神経がうまく働いていないと考えられる」(キリンMCダノンウォーターズ)
運動する子どもは高体温になりにくい?
子どもの運動頻度と体温との関係を調べたところ、週1回以下しか運動しない子どもでは25.2%が高体温(37.0度以上)だったが、週2〜3回では20.0%、週4回以上では13.1%と、運動している子どもほど高体温になりにくい傾向にあるようだ。
運動後に大事なのが水分補給。子どもの毎日の水分摂取の頻度を聞くと、「5〜6回」が42.5%と最も多く、「7〜8回」が31.5%、「9〜10回」が13.3%、「11回以上」が8.3%、「3〜4回」が4.5%で続いた。
子どもの毎日の水分摂取の頻度と体温異常(36.0度未満もしくは37.0度以上)の関係を見ると、「3〜4回」「5〜6回」「7〜8回」ではそれぞれ38%台だったが、「9〜10回」は34.0%、「11回以上」は27.3%と低くなっていた。キリンMCダノンウォーターズでは「水分を頻繁に摂取させることは子どもの体温調節にとって大切であると言えそうだ」とコメントしている。
対象は、イオン大宮店ファンタジーキッズーナ(埼玉県さいたま市)に来店した4〜10歳の子どもと、その保護者400組。調査期間は4月14日から21日。
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