オリンピックのテレビ観戦、PCとの“マルチスクリーン”視聴にニーズ
7月27日に開幕するロンドンオリンピック。オリンピックの観戦スタイルでは「自宅でテレビ中継を観戦」が断トツで多かったが、テレビ視聴する時に併用したいメディアでは「PC」がトップとなった。NTTアド調べ。
7月27日に開幕するロンドンオリンピック。昨年W杯を制したサッカー女子日本代表や、3大会連続の金メダルがかかる水泳の北島康介選手などの活躍が期待されるが、国民の関心はどのくらい集まっているのだろうか。
NTTアドの調査によると、ロンドンオリンピックに「関心がある」という人は67.3%と、「関心はない」の32.8%を大きく上回った。年代別にみると、上の年代になるほど「関心がある」の割合は高くなり、特に50代では76.0%(男性74.0%、女性78.0%)と平均を10ポイント近く上回っていた。
関心がある競技を具体的に聞くと、半数を超えたのは「水泳」(67.3%)、「サッカー」(62.1%)、「陸上競技」(58.7%)の3種目。以下、「体操」が46.1%、「柔道」が37.9%、「バレーボール」が37.2%で続いた。
“マルチスクリーン”視聴にニーズのきざし
「オリンピックはどのように観戦・応援したいと思いますか?」と聞くと、「自宅でテレビ中継を観戦」が76.8%と断トツ。以下、「後でハイライトシーンやダイジェストを観る」が10.3%、「職場でテレビ中継を観戦」が8.8%、「PCの無料放送を観戦」が8.5%で続いた。
「自宅でテレビ中継を観戦」という人が圧倒的のようだが、テレビ視聴する時に併用したいメディアのトップは「PC」で21.8%。以下、「新聞」が14.3%、「スマートフォン」が7.0%、「雑誌」が4.2%、「ラジオ」が3.4%、「携帯電話(標準機)」が3.1%で続いた。
NTTアドでは「自宅ではテレビを見ながらPCや新聞で関連するコンテンツを楽しみ、外出先ではスマートフォンを見ながらタブレットで関連するコンテンツを楽しむといった、“マルチスクリーン型”の視聴スタイルにニーズのきざしが感じられる」とコメントしている。
インターネットでの調査で、対象は首都圏在住で20〜59歳の有職者男女400人(男性200人、女性200人)。調査期間は6月8日から10日。
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