インタビュー
30代男性が注目しているモノは? 『MonoMax』の編集長に聞く:仕事をしたら“30代男性”が見えてきた(後編)(3/5 ページ)
「不景気の影響でモノがなかなか売れない」と言われるなかで、モノ系の雑誌『MonoMax』が売れている。コアな読者層は30代男性だが、彼らはどういったモノに注目しているのか。柚木編集長に話を聞いた。
柚木:また文房具も人気がありますね。ドイさん、なぜ人気があるか分かりますか?
土肥:文房具といえば学生のときには興味があっても、社会人になれば徐々に興味が薄れてきますよねえ。うーん、どうして30代男性の間で人気が高まっているんだろう?
柚木:私も「なぜ?」と思って調べたところ、今はこうしたビジネスパーソンが多いことが分かりました。
(1)会社の経費が厳しくなって、オフィスに文房具がなくなった(または最小限のモノしか置いていない)
(2)仕方がないので文房具を買いに行ったら、お店では面白い文房具が並んでいた
(3)使ってみると、かつての文房具と違ってかなり“進化”していることが分かった
(4)文房具にハマって、いろいろなモノを買うようになった
といった人が増えてきているようですね。
土肥:ほほー。それは面白い流れですね。小学生のときに使っていたハサミは使いにくく、うまく切れないなあという記憶があります。でも、最近のハサミは持ちやすく、切れ味がものすごく良くなっていますよね。このほかにも驚くようなモノがあるのでしょう。ちょっと、売り場をのぞいてきますね(笑)。
柚木:ぜひぜひ。ビックリされると思いますよ(笑)。
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