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30代男性が注目しているモノは? 『MonoMax』の編集長に聞く仕事をしたら“30代男性”が見えてきた(後編)(5/5 ページ)

「不景気の影響でモノがなかなか売れない」と言われるなかで、モノ系の雑誌『MonoMax』が売れている。コアな読者層は30代男性だが、彼らはどういったモノに注目しているのか。柚木編集長に話を聞いた。

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「人の熱に弱い」という柚木編集長

柚木:編集者というのは、いま売れているモノを取り上げることも大切なのですが、誰も知らないことをメディアに出すことも大切。それをいかにマスに落とし込むかが、編集者としての基本だと考えています。

 そのためには気づきであったり、発見であったり、新しいことであったり、いろいろなモノにアンテナを張り巡らせていなければいけない。

 あと、意外と思われるかもしれませんが、“人の熱”の部分で雑誌をつくっていることもあります。「この人、ここまで押してくるのであれば、やろうかな」といった感じで。

土肥:人の熱に弱い、ということですか?

柚木:弱いですねえ……ものすごく(笑)。でも、そうした人の熱というものを大切にしています。なぜなら「熱がある=読者の心に響く」傾向があるから。

 私の周囲には、そうした熱をもっている人がたくさんいます。編集者として、とても恵まれていますよね。(終わり)

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