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ワークシェアリングとは違う? 次世代の働き方「コラボワーク」とはこれからのことがよく分かるコラム(4/5 ページ)

次世代の働き方として注目されている「コラボワーク」をご存じだろうか。多くの人は「ワークシェアリングと同じようなもの」と受け止めているようだが、実は違う。事例を紹介しながら、コラボワークについて紹介しよう。

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コラボワークの実践で女性やシニアの活用に成功している企業の事例

 実際に「コラボワーク」型の働き方を提供することで成功している事例を2つ紹介したい。

 まずはクラウドソーシング×コーワーキングスペースがハイブリットされた「コラボワーク」の事例として、非営利型株式会社ポラリスが運営している「セタガヤ庶務部」だ。

 「ゆるやかだけど本気で働く」がコンセプトで、データ入力、事務業務が主だ。業務を受注したら、コーディネーターと呼ばれる人がFacebook上で希望者を募る。


コラボワークでは「コーディネーター」と呼ばれる人が、Facebook上で希望者を募る

 コラボワーカーは自分ができる仕事の内容と量をエントリーし、定員に達したらチームが完成。業務完了までをチームで請け負うが、子供の発熱など突発的に業務に穴が生じた場合は、Facebookなどを通じて、メンバー内で調整する。

 ここでは、Facebookという顔の見えやすいネットの仕組みの利用に加え、リアルに交流できるコーワーキングスペースも設置している。仕事からプライベートの悩みまで相談できる、顔の見えるコミュニティをつくることで、業務調整や相互協力をしやすい環境をつくっている。また、助け合いやその意義の理解を深めるため、研修などを行い、積極的に助け合える雰囲気をつくっている。

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