調査リポート
スマホ活用、新社会人とバブル世代でどう違う?:4人に1人がトイレで利用(1/3 ページ)
アイレップが新社会人300人とバブル期に社会人となったビジネスパーソン300人に利用動向調査を実施した。新社会人は友達とのつながり重視、バブル世代はニュース重視のようだ。
スマートフォンの世帯保有率は2012年末に49.5%に達した(総務省「平成24年通信利用動向調査」による)。総務省によれば、この数字は今後も増加傾向にある。ところで、新社会人はスマホをどのように使っているのだろうか。アイレップが新社会人300人とバブル期に社会人となったビジネスパーソン300人に利用動向調査を実施した。
4人に1人が職場のトイレでスマホ利用
スマホの1日当たりの利用頻度を尋ねると、新社会人、バブル世代ともに9割以上が1日に1回以上インターネットに接続して利用している。また、平均利用時間を聞くと、平日は新社会人、バブル世代ともに2時間程度と同じだが、休日になると新社会人は平均3時間に増加する(バブル世代は変わらず)。
ビジネスタイムにおいてスマホを利用する時間帯の上位3つは、新社会人もバブル世代も「休憩時間」「通勤途中」「ランチ中」で変わらない。また、どちらも4人に1人に当たる24.7%が「トイレの中」を挙げている。
一方、オフタイムでは、両世代ともに8割以上が電車やバスの「待ち時間」に、7割近くが公共交通機関での「移動中」にスマホを利用している。新社会人は日常生活のさまざまなシーンでスマホを利用しており、10人に1人が「入浴中」を挙げている。
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