調査リポート
スマホに必要性感じず、フィーチャーフォン利用者の6割:ネット利用は2割(1/3 ページ)
MMD研究所が従来型の携帯電話ユーザーの実態調査を実施。多くの利用者は1機種を3年以上使い、フィーチャーフォンの機能に満足しているようだ。
フィーチャーフォン(従来型の携帯電話)利用者の約8割がスマートフォン購入を決めていない――MMD研究所が全国のフィーチャーフォンユーザー992人を対象に利用実態調査を実施した。フィーチャーフォンユーザーの多くは、通話とメールができればいいと考えているようだ。
スマホへの乗り換え意識低く
スマートフォンの購入意向を尋ねたところ、約8割が乗り換えに後ろ向きのようだ(「特に決めていない(46.1%)」「購入する予定はない(33.4%)」)。その主な理由は、「スマートフォンの必要性がない」(63.0%)、「月額料金が高い」(58.1%)といったもの。
また、「今の携帯電話に満足している」(34.2%)、「通話機能があれば充分」(26.4%)、「不要な機能が多い」(23.0%)といった回答もあり、フィーチャーフォンに満足しているようだ。
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