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世帯月収に余裕がない人は56.2%――あとどのくらいほしい?(1/2 ページ)
現在の世帯月収に余裕がある人はどのくらいいるのだろうか。20〜40代の人に聞いたところ「余裕がある」と答えたのは6.4%に対し、「余裕がない」のは56.2%だった。ゲイン調べ。
現在の世帯月収に余裕がある人はどのくらいいるのだろうか。20〜40代の人に聞いたところ「余裕がある」と答えたのは6.4%に対し、「余裕がない」のは56.2%と半数を超えていることが、ゲインの調査で明らかになった。年代別でみると40代男女が6割以上、ライフステージ別では末っ子が小・中学生、高校生以上が6割以上となっており、「子供が大きい40代の世帯月収満足度が低いことがうかがえた」(ゲイン)
次に、あなたは世帯月収があとどのくらい増額すれば生活に余裕が出ると思いますかと聞いたところ、全体の平均は「6万2975円」。現在の世帯年収に余裕がない人の希望金額は「6万6646円」となり、現在の世帯年収をふつうと感じる人よりも約1万円近く高い結果に。
また男女年代別で見ると、1位は男性40〜44歳で「7万1250円」、次いで男性45〜49歳「6万9870円」、女性45〜49歳「6万7853円」だった。さらに男女年代×ライフスタイルで見ると、男性40〜44歳・未婚・子なしの層が「7万5221円」でトップ。全体平均よりも1万2000円以上希望金額が高い結果となった。
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