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日本経済を救うには? 「歴史学習」と「シンクロニシティ」が必要:グローバルエリートから見た世界(4/4 ページ)
「アベノミクス」によって円安・株高になったが、肝心の成長戦略は尻すぼみ。従業員の給与は一部の大企業を中心にアップしたが、多くの人はそれほど上がっていない。そうした環境の中、私たちに必要なことは……。
これから進むべき道
今の日本で、私たちが始めるべきことは「歴史」「過去」を徹底して学ぶことである。もちろん感情的な愛国主義ではなく、「事実そのもの」について気の向くまま、しかも掘り下げられるところまで掘り下げて「これまで何が起きてきたのか。そこにある因果関係はどんなものだったのか」を知り、学ぶことである。そしてその延長線上には必ず「シンクロニシティ」が生じ、「これからこう進むべきだ」という道が頭の中で開けてくるはずだ。
このことによってだけ、この国は救われる。そして「このこと」に私たち日本人が気づくかどうかを、世界中のグローバルエリートたちが固唾(かたず)を飲んで見守っているのだ。
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