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初めての人でもできる「青色申告」――やよいの青色申告14編:消費税8%時代の確定申告(4/13 ページ)
確定申告ソフトで圧倒的なシェアを持つ「やよいの青色申告」を使って、確定申告をしてみよう。青色申告初体験の人がつまずきそうなポイントを説明する。
売り上げの記帳は回収がポイント
初歩的な経費の入力は以上だ。複式簿記を知らなくてもソフトがカバーしてくれるのはありがたい。次は売り上げとその回収を記帳してみよう。記帳例は法人に対する商売で、月末締め翌月末銀行振り込みといった掛け売りの場合だ。
売り上げを回収する際の記帳は初心者に訪れる最初のハードルだ。掛け売りの回収で一般的なパターンを確認しておこう。
- 請求した金額が、そのまま振り込まれる
- 請求した金額から、振込手数料が引かれて振り込まれる
- 請求した金額から、源泉徴収が引かれて振り込まれる
- 請求した金額から、源泉徴収と振込手数料が引かれて振り込まれる
請求した金額がそのまま振り込まれるパターンは簡単だが、それ以外は記帳がやや難しくなる。「簡単取引入力」は、振込手数料が引かれたケースには対応しているが、源泉徴収されたケースは自分で記帳する必要がある。今回は、源泉徴収と振込手数料が引かれて振り込まれるパターンを記帳してみたい。
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