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ベーコン・コンドームって何? 禁断の食材に米国人が熱狂:人に話したくなるコラム(3/3 ページ)
肥満の人が多い米国で、いまベーコンが売れている。ベーコンにちなんだ商品が相次いで発売され、ついには避妊具まで登場。ちょっとしたブームになっているが、気になることも。それは……。
おバカで笑えるといえば、毎年恒例のエイプリルフールのジョーク。大手マウスウォッシュブランドのSCOPEが、「ベーコン味のマウスウォッシュが新発売!」というジョークを仕掛けたこともあった。あまりにもリアルだったので、だまされた人も続出したとか。こうなると、ジョークなのか本当なのか区別がつかなくなるが、もしかしたら商品化されるかもしれない。
ベーコンは米国人の心に深く浸透している。一時的な流行に流されない、ハンバーガーやホットドッグのように、米国らしさを象徴するものと言っても過言ではない。しかも体に悪いという罪悪感があるからこそ、食べずにいられなくなるのだろう。
ただ、ほどほどにしないと国の存続が危ういかもしれない。というのはジョークだが、Harvard Scool of Public Health(ハーバード公衆衛生大学院)の調査報告によると、ベーコンの食べ過ぎは精子を劣化させるというから、気をつけたほうがいいだろう。
著者プロフィール:
藤井薫(ふじい・かおる)
大学を卒業後、広告代理店や出版社を経てライターに。
『POPEYE』『an・an』(マガジンハウス)や『GLAMOROUS(グラマラス)』(講談社)などで、ファッション、ビューティ、ビジネスなど幅広い記事をカバー。日本と海外を頻繁に行き来して、海外トレンドを中心に情報発信している。
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