知識&センスゼロの記者が、デザイナーも驚くWebサイトを作れてしまった理由:「BiNDクラウド」で実践
イマドキのデザインで、スマホ&SNS対応も含めてサイトを「低予算」かつ「短期間」で作りたい──そんな人には「BiNDクラウド」がお勧め。知識&センスゼロの記者でもできたので大丈夫だ。
ブログやSNSで誰もが簡単に情報を発信できる今、これらと差別化するために、サイトに欠かせなくなっているのが「デザイン」だ。
デザインとは、見た目はもちろん、情報をどのように記し、サイトを巡回させ、そして、見ている人へ伝えたいことを伝えるかということ全般を指す。告知であれば、いかに「知ってもらうか」や「人に伝えたくなる」か。物販であれば、いかに「購入」ボタンを押させるか。これらはすべて、Webサイトをどのようにデザインするかにかかっている。
しかし一方で、Web制作にかけられる予算や期間は限られる。そう簡単にプロや外注に頼れない……そんな現状もある。少ない予算と限られた時間の中で、一人Web制作に取り組んでいる担当者も少なくないだろう。加えて、今、Webサイトを作るならば、スマートデバイスの対応やSNSとの連携などまで、トータルで考える必要がある。ここもスキルとセンスが望まれてしまう大きな悩みどころだ。
……もし、私がそのような担当者の立場に立たされたとしたらどうか。予算はない、時間もない、Webコーディングの知識も、ましてやデザイン的な素養も乏しい。それでも業務上のクオリティを維持すべく、きちんとデザインがされたサイトを作らなければならないとしたら?
そう悩む人、大丈夫だ。知識&センスゼロの記者でもできる「Webサイト作成サービス」を頼ればいい。中でもハイセンスなデザインのテンプレートが多く、スマートデバイス対応もOKと評判、さらにブラウザベースで作業できるクラウド型Webサイト作成サービス「BiNDクラウド」がお勧めだ。
高評価のPCソフトウェアに続く、待望のクラウド版「BiNDクラウド」
Web制作のツールについて、少しでもリサーチした経験があれば、きっと一度は目にしたことがあるかもしれない。「BiND」はデジタルステージが販売する、Web制作ソフトの名称だ。使い勝手のよさと高いデザイン性に定評があり、ユーザー満足度も高い。過去にはグッドデザイン賞の中小企業庁長官特別賞も受賞している。
最大の特徴は、HTMLやCSSといったWebコーディングの知識がなくても、クオリティの高いサイトを手軽に作れてしまうこと。用意された豊富なテンプレートをカスタマイズすることで、本格的、かつ最新の技術を用いたWebサイトをスッと手軽に制作できる。オンラインショップの運営のための“ショッピングカート機能”なども利用可能だ。
今回使用するBiNDクラウドは、このWeb制作ソフトの最新バージョン「BiND7」に搭載される機能をほぼまるごとクラウド化し、Webブラウザ上で扱えるようにしたオンラインサービスである。
ポイントは、Webブラウザ上で扱えるので業務環境を選ばないこと、そしてソフトウェアを購入する従来型の方法(オンプレミス型と呼ばれる)ではないので、初期費用や固定的な保守運用コストをグッと抑えられること。目的や予算に応じて3つのコースを用意する。入門編となる「エントリーコース」は、初年度無料、2年目以降も月額480円(税別)という、驚きの低コストで利用できる。
テンプレートの豊富さはソフトウェア版の「BiND7」と同様で、PC向けのWebサイトだけでなく、スマホ対応サイト、Facebookページ、WordPressにも対応する。これ一つで、PCサイトも、スマホサイトも、SNS対応サイトもすべてOKとする、オールインワンのサービスとなっている。
豊富なテンプレート+容易にカスタマイズ、ここがキモ
では、実際に使っていこう。まずユーザー登録から。BiNDクラウドのWebサイトより、無料で登録できる。
ログイン後、作りたいサイトの種類を選ぶと、それに沿った「テンプレート」がたくさん表示される。そこから作りたいサイトのイメージに近いものを選んでカスタマイズしていくだけ。これがBiNDクラウドのベーシックな使い方だ。
特に驚いたのは「カスタマイズの容易さ」だ。Webページをいくつかのブロックに分けて個別に編集でき、それぞれのブロックごとに用意されたフォームに入力していくだけで、どんどんページができあがっていく。
文字だけでない。画像編集ツール「SiGN Pro」も実装しており、サイトに必要な素材として配置するビジュアルやボタンはもちろん、そのパーツ内の文字列まで編集できる。ここも“プロっぽい”サイトにできてしまうポイントの1つと思う。記者のようにHTMLやCSSの知識がまったくない人間にも、デザインされたサイトがあっという間に作れてしまった。
カスタマイズが楽で、操作方法も直感的。このため「楽しい」
文字列の入力や差し替えだけでなく、色を変更したり、ビジュアルを変更したり、あるいはブロックの配置を移動したりすることで、テンプレートはどんどんオリジナルのサイトになっていく。こだわるなら、CSSの設定を変更して文字のサイズや行間、余白など、細部まで手を加えることも可能。記者のような素人だけでなく、プロフェッショナルも使いやすいことを意識しているのだそうだ。
あらかじめ用意する素材が乏しく、テキストがメインだとしても大丈夫。「Webフォントが使える」ので、これだけでも“より見栄えよく”演出できたりする。テキストを画像化する必要がないので、作業もその後の編集も楽だし、SEO対策の面でも効果的だろう。
加えてうれしいのが、サイトが一気に“イマドキ”になる「スライドショー機能」も利用できること。BiNDクラウドには、最近のWebサイトに欠かせない技術の一つである「jQuery」(JavaScriptコードを容易に記述するために設計されたJavaScriptライブラリ)と、サイトに動きのある演出を加えられるツール「SHiFT2」を実装する。
……と言っても、その機能や仕様を深く意識する必要はない。画像をどのように動かすかという動きのパターンをメニューから選び、写真などの素材を追加するだけで、サイトの中の好きなブロックへそのスライドショーを配置できる。ブログやSNSにはないリッチな演出を簡単な操作でサイトへ付加できるわけだ。
このほか、ソフトウェア版「BiND7」と同様に、「ショッピングカート機能」も利用できてしまう。販売できる商品の数は限定されるものの、エントリーコースでもいきなり「オンラインショップの制作・運営」が可能だ。
エントリーコースでは、ページの最後にBiNDクラウドで制作したことを示す広告が表示されるなどのわずかな条件はあるが、BiNDクラウドの機能は一通り利用できるようになっている。
まずは「初年度無料」のエントリーコースからお試しを
エントリーコースで作成したサイトは同社の「bindcloud.jp」ドメインをURLとして使う(公開容量は100Mバイトまで)。一方、月額2980円の「プロコース」は、自身や会社が所持する、あるいは取得した独自ドメインの利用も可能で、公開容量も5Gバイトまで増える。さらに、ショッピングカートが利用できる商品数も5→1000アイテムまで増やせる。より本格的なWebサイトを、あるいはオンラインショップを運営する用途なら、プロコースを選ぶとよいだろう。
なお、運営メンバーが複数になる場合や、より大規模なWebサイトを構築したい企業に向けては、月額9800円で20ユーザー分のライセンスが発行され、容量、商品数とも無制限となる「ビジネスコース」も用意する。
コースによる機能の違いは以下の通りだ。
いずれのコースも「エントリーコースからアップデート可能」である。このため、まずは初年度無料のエントリーコースを試し、必要に応じてプロコースやビジネスコースにするのがよさそうだ。
商品の認知や告知などのため、ビジネスパーソンが自身の業務へ取り入れる目的はもちろん、プライベートでも友人知人らとの交流のために、あるいは自身の趣味ページとしてサイト作りに挑戦してみてもよい。ぜひ手軽にトライしてみてほしい。
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提供:株式会社デジタルステージ
アイティメディア営業企画/制作:Business Media 誠 編集部/掲載内容有効期限:2014年9月24日
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