玄関の見た目「気になる」が約半数も、「自信がある」は約4割
友人の家に行くとき、そして友人が自宅に来るときに玄関の見た目が気になるという人が半数を超える一方で、自宅の玄関の見た目に自信があるという人は4割程度にとどまることが分かった。LIXIL調べ。
自宅の玄関の見た目に自信がありますか? 一戸建て持家に住む人に聞いたところ、「あまり自信がない」と答えた人が47.6%、「自信がない」と答えた人が11.2%となり、6割近くの人が、自信がないと思っていることがLIXILの調査で分かった。
友人を自宅に招く際に、玄関の見た目をどう思われるのか気になりますかという質問には、「とても気になる」が8.8%、「やや気になる」が43.6%と約半数が人目を気にしていることが分かった。逆に自分が友人宅を訪問する際にも、約半数が玄関を気にすることも明らかになった。
その一方で、玄関ドアの掃除頻度は高くなく、「年1〜2回」という人が38.8%と最も多かった。「家の第一印象を決める玄関を常にきれいにし、気にかけるという感覚を持つ家庭は少ない」(LIXIL)
玄関のリフォーム、防犯を重視
もし玄関のリフォームをするとしたら、どのような理由が挙げられるか聞いたところ、老朽化が24.5%と最も多く、防犯性の改善、玄関スペースの拡大(13.1%)、そして最新ロックへの変更(11.4%)と続いた。
玄関をリフォームする意向については「必ずしたい」が4.3%、「たぶんすると思う」が8.8%、「余裕ができたらしたい」が41.1%だったが、1日で防犯性や採光、風通しに優れたドアにリフォームできる場合、「余裕ができたらしたい」の割合が60.4%に増えた。LIXILは「リフォームというと大掛かりなイメージを持つ方が多いが、施工期間が短いというメリットがあると、検討しやすいのかもしれない」とコメントしている。
インターネットによる調査で、築10年以上の戸建て持家に住む40〜60代の900人が回答した。調査日は2014年8月8日。
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