大阪府内で働く人の通勤時間は「52分」――理想の路線は?
大阪府内に勤務するビジネスパーソンの通勤時間はどのくらい? 関西に在住している働く男性に聞いたところ……。アットホーム調べ。
大阪府内に勤務するビジネスパーソンの通勤時間はどのくらい? 関西に在住している働く男性(子どもがいる)に聞いたところ、片道の通勤時間は平均52分で、理想は32分、“限界”は81分であることが、アットホームの調査で分かった。同社が7月に行った調査によると、都内に勤務する働く男性の通勤時間は平均58分、理想は35分、“限界”は86分(関連記事)。大阪で働く人のほうが、通勤時間は少し短いという結果に。
大阪府内に勤務する人で、通勤時間が“有意義”と感じている人は23.2%、“苦痛”と感じている人は31.3%。苦痛と感じている人を通勤時間別でみると、100分以上では4割(42.9%)を超えたが、全体で「苦痛ではない」という人は38.0%。通勤時間が60分以上でも苦痛に感じていない人が3〜4割いることから、通勤時間が長いからといって“苦痛”に感じるわけではないようだ。
理想の通勤路線
理想の通勤路線を聞いたところ、大阪の梅田駅から兵庫県の神戸三宮駅を結ぶ「阪急神戸本線」を挙げる人が最も多かった。その理由として「高級」「上品」「セレブ感がある」といった声が目立った。2位は、吹田市の江坂駅から大阪市内を経て堺市の中百舌鳥(なかもず)駅までを結ぶ「御堂筋線」、3位は、梅田駅から兵庫県宝塚市の宝塚駅までを結ぶ「阪急宝塚本線」がランクインした。
同じ質問を首都圏の人にも聞いたところ「山手線」がトップ。理由として「本数が多い」「都心を走っていて便利」などの意見があった。2位は「中央線」、3位は「東急東横線」と続いた。
インターネットによる調査で、関西圏在住で、大阪府内で働く男性600人が回答した。調査期間は8月14日から18日まで。
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