ニュース
伊勢丹新キャラクターは「デパガちゃん」、コップのフチ子のタナカカツキ氏デザイン
伊勢丹は、新宿伊勢丹のオウンドメディアなど、オンラインで主に活躍する新キャラクターを発表した。キャラクターデザインは「コップのフチ子」のタナカカツキ氏。
9月12日、伊勢丹は新キャラクター「デパガちゃん」を発表した。デザインを手がけるのは、『バカドリル』や、「コップのフチ子」原案で知られる漫画家タナカカツキ氏。主に、新宿伊勢丹のオウンドメディア「ISETAN PARK net」や、IPN SNSなどに登場する。
テパガちゃんはデパートを利用する人々や働く人々の妄念によって生まれたキャラクターで、特徴は「とにかく大きいこと」。デパートで働くことを夢見ていたが、体が大きすぎるためにこれまで採用されなかった。2014年秋に伊勢丹に入社、体が大きすぎるので売場では働けないが、オンラインでお客さまをおもてなしする……という設定だ。ネットショッピングという新しいショッピング手段が世の中に浸透していく中で、いま一度顧客に「デパートに出かけることの醍醐味(だいごみ)」を思い出してもらうことが目的だそう。
巨大なデパートガール・デパガちゃんのおじぎ動画はこちら。
動画が取得できませんでした
はじめまして。デパガちゃんと申します!
関連記事
- 新宿伊勢丹の業績がアップした“本当”の理由
三越伊勢丹の業績が好調だ。特に新宿伊勢丹が前年比で10〜15%の売り上げ増を達成している。報道向け発表では、リニューアルや独自企画商品の功績を挙げているが、その本当の理由は……? - 40年前の“エスカレーターガール”に会ってきた――小田急百貨店
エレベーターガールならぬ“エスカレーターガール”が、小田急百貨店新宿店で40年ぶりに復活する。1本のエスカレーターにかける、小田急百貨店の並々ならぬ熱意のワケとは……。 - Apple Store生みの親は老舗デパートを再建できるか?
Apple Storeの生みの親として、「ジーニアス・バー」など画期的なサービス・モデルを世に打ち出した米国リテール業の導師ロン・ジョンソンが老舗デパートの再建に乗り出した。果たして起死回生はあり得るのか? - 百貨店に魅力を感じること、不満に感じること
どのような目的で百貨店を利用する人が多いのだろうか。百貨店を利用したことがある人に聞いたところ「ファッション関係の商品の購入」という人が最も多く、次いで「生鮮食料品、惣菜などの購入」と続いた。マイボイスコム調べ。 - 保田隆明の時事日想:三越と伊勢丹は経営統合の次に何を目指すのか
百貨店業界で売上高4位の三越と、5位の伊勢丹が提携を検討しているというニュースが流れた。実現すれば日本最大の百貨店グループが誕生するが、しかし経営統合だけでは、抜本的な解決にはならないのではないか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.