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リベンジへの第一歩となるか?――グルーポン、おせち料理の販売を4年ぶりに再開17種類を用意(2/2 ページ)

「スカスカおせち事件」から4年。グルーポン・ジャパンがおせち料理の販売を再開した。11月13日に行われた発表会では、再開に至るまでの経緯を明らかにした。

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信頼回復は1日にして成らず

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 グルーポン・ジャパンが2014年に販売するおせち料理は17種類あって、価格は7780円から4万3200円まで。また、流通においても顧客の希望日時に届くよう体制を整えたほか、通常の問い合わせ窓口だけでなく、おせち専用窓口も設ける。

 根本CEOは「昨年のおせちキャンペーンでは、わたし自ら当選者のお宅に伺ったが、皆さんが喜んでくださったばかりか、おせち料理を囲んでいる写真を送ってくださったり、喜びの声を届けてくださったりした。今回おせち料理の一般販売を再開できたのは、お届けする商品の質、流通体制が整い、満足していただけるものを提供できる、という状態が整ったから」と胸を張る。

 今回のおせち料理は数量が限定されているので、売り上げを追求した結果に起きた「スカスカおせち」のようにはならないだろう。万が一、再び「スカスカおせち」が届いたとしたら……同社の信頼回復は難しい。

 「グルーポン? あー、あの“おせち料理”のところね」といったイメージを返上するには、海老(えび)や黒豆、数の子などがぎっちり詰まった料理を届けるのしかないのかもしれない。

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(写真:まつもとあつし)

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