12月15日に、2015年年賀状の受付が始まる。そろそろ年賀状の文面やデザインを考えなければ……と思っている人も多いだろうが、もらってうれしい年賀状、もらってもうれしくない年賀状とはどんなモノなのだろうか。
年賀状をもらったことがある男女に聞いたところ、もらってうれしい年賀状は「手書きのメッセージがある」(390人)と答えた人が最も多く、次いで「最近の近況が書かれている」(330人)、「家族の写真がのっている」(75人)、「どんな年賀状でもうれしい」(70人)であることが、ネオマーケティングの調査で分かった。
一方、もらってもうれしくない年賀状は「全面印字で手書きのメッセージがない」(224人)と答えた人が最も多く、次いで「『あけおめ』『ことよろ』などとしか書いていない」(124人)、「子どもの写真のみ」(108人)、「自慢話が書かれている」(96人)、「私製はがきの年賀状(お年玉がついていない)」(57人)という結果に。
「全面印字で手書きのメッセージがない」と答えた人からは「とりあえず出してきたと感じるから」「ダイレクトメールみたいだから」「大量に刷られたうちの1枚という印象があるから」といった声があった。「『あけおめ』『ことよろ』などとしか書いていない」と答えた人からは「心がこもっていない気がする」「新年のあいさつなのでちゃんとしてほしい」「ありきたりでみんなに同じことを書いている感じだから」などの意見があった。
もらってうれしい年賀状ともらってうれしくない年賀状を比較
もらってうれしい年賀状ともらってうれしくない年賀状の結果を比較すると、それぞれ真逆となるランキングに。うれしい年賀状では「手書きのメッセージがある年賀状」が最も多く、手書きのメッセージがないと嬉しくない年賀状であることが分かった。
次いで、送り主の近況が分かる年賀状がうれしく、「あけおめ」「ことよろ」などの近況が分からない年賀状がうれしくないようだ。また、うれしい年賀状の3位は「家族の写真がのっている年賀状」、うれしくない年賀状は送り主の写真ではなく、「子どものみの写真の年賀状」。「送り主の近況が伝わる写真や手書きのメッセージがうれしい年賀状の秘けつと言えそうだ。今年の年賀状の参考にしてみてはいかがだろうか」(ネオマーケティング)
インターネットを使った調査で、年賀状をもらったことがある男女600人が回答した。調査期間は11月18日から19日まで。
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