銀座で“異変”! なぜ26歳の女性が、高級クラブのママになれたのか:仕事をしたら“銀座のママ”になった(前編)(6/7 ページ)
バブル崩壊後、銀座のクラブで破られなかった記録がある。それは「最年少」「最短」のママ。20年以上に渡って破られなかった記録が、ある女性によって更新されたのだ。銀座界隈で“異変”と呼ばれている女性に直撃したところ……。
パパはいません
土肥: 優希さんは、26歳にしてママになられた。しかも、銀座で働いて3年目にして、今の座を手にされた。なぜ、若くして銀座のママになることができたのでしょうか? 失礼を承知で聞かせてください。金銭的な援助をしてもらう、いわゆる“パパ”がいるからでしょうか?
桃谷: いえ、いません。
土肥: それをどうやって証明できますか?
桃谷: いま、こうしてドイさんの取材を受けていることが証明になりますね。
土肥: ん?
桃谷: 特定のパパがいれば、メディアで顔を出すことはできません。今回のように私の顔が世間にバレてしまうと、パパと一緒に食事に行くことができなくなりますからね。
土肥: あ、なるほど。パパに迷惑がかかるからですね。ということは、パパがいるママは「取材NG」なんですね(笑)。
桃谷: それは、私の口からはなんとも……。
土肥: 桃谷さんは、バブル崩壊後、最短&最年少で銀座のママになられたわけですが、その要因を関係者に聞いてみたんですよ。そうすると、多くの人が「優希ママの最大の強みは『気配り』ができること」と言うんです。どんな気配りをされているのでしょうか?
桃谷: あるお客さまは、お店に彼女を連れてこられました。「オレが飲んでいるところは、優希ママがいるから大丈夫だよ」という意味で、お越しになられた。
お客さまは楽しそうに飲まれていたのですが、彼女はどこか寂しそうな表情を浮かべていました。そして、お客さまが席を外されているときに、彼女はこのようにつぶやきました。「あの人……昔は誕生日などの記念日は覚えていてくれたのに、最近はよく忘れているんですよね。銀座のクラブにもよく顔を出しているようだし、心配で……」と。それを聞いて、「そういえば、彼女の誕生日が近かったな」と思い出しました。
土肥: そ、そんなことまで覚えているのですか?
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