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ブランド史上最高の品質「The ボンカレー」を発売、大塚食品
大塚食品は2月12日、ブランド史上最高品質を実現した「The ボンカレー」を発売する。希望小売価格は500円(税別)。
大塚食品は2月12日、ブランド史上最高品質を実現した「The ボンカレー」を発売する。全国のスーパーやコンビニなどで発売し、希望小売価格は500円(税別)。
The ボンカレーの素材には、やわらかくなるまでじっくり時間をかけて下ごしらえした牛スネ肉のほか、国産の玉ねぎ、じゃがいも、にんじんなどを使用。カレーソースは、香味野菜とフルーツをじっくり炒め上げ、コクとうま味を引き出していく一次過熱と、自家製ルウにブイヨンや牛テールスープ、こだわりのカレー粉を加え、最適なとろみになるまで温度を上げる二次過熱の「二段仕込み」で仕上げている。
仕上げに粗びきにした6種類のスパイスとカルダモンを加えることで「芳醇な香りを楽しむことができる」(大塚食品)という。
ボンカレーは1968年2月12日に世界初の市販用レトルト食品として発売。開発の際、病院で使われている点滴の殺菌技術を応用することで、賞味期限を伸ばした。発売当初は価格が高かったことや(うどん1杯50円に対し、ボンカレーは80円)、袋に入ったカレーを手にする人が少なかったことから、売り上げはなかなか伸びなかった。その後、核家族化が進み、食事のスタイルが「家族団らん」から「個食」に。徐々にレトルトカレーが支持されるようになった。
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