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クロノグラフがスマホとつながる意義――カシオ開発者インタビュー“スマホとつながる時計“はいろいろ(3/3 ページ)

Apple Watchの発売もあり、腕時計に改めて注目が集まっている昨今。Appleとはある意味真逆のアプローチで「スマホとつながる時計」を作っているのがカシオ計算機だ。4月24日に発売された「EDIFICE EQB-510/ECB-500」の開発者に、製品のコンセプトとその思想を聞いた。

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「スマートウオッチ」とは違うアプローチ

 「スマートフォンと連携する腕時計」――そう語るとEDIFICEの本質は見えてこないだろう。時計のあるべき姿、腕時計の本質をスマートフォンで補った「アナログ時計」と呼ぶべきだ。スマー卜ウォッチが「スマートフォンの機能を連携させる」とすれば、カシオは「スマートフォンに時計の機能を補わせた」ということだ。そう、主役はスマートフォンではなく、EDIFICEなのである。

 そして何より、この連携が面白い。アプリで連携させて設定するとアナログ時計の針が自動的にスーッと動く、そんなギミックも「遊びゴコロ」だ。デジタル時計では、ここまで味のある表現はできないだろう。ギミックもスマホアプリのUIも楽しい、これは男のアイテムとして性能や機能性と同レベルに大事なことなのではないだろうか。

 EDIFICEの本物の質感と重量感はぜひ、実物に触れて体験してほしい。グローバルに活躍するビジネスマンの、きっと良い相棒となってくれるだろう。それがカシオが提案するEDIFICEの流儀なのだ。

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